<   2008年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧

Summilux 35mm

どれか1本だけレンズを選べと言われれば、僕は迷うことなくSummilux 35mmを選ぶ。
ご存知のとおりこのレンズに関しては暴走状態に入っていて、タイプ違いを5本持っているのだけど、僕が一番気に入っているのは黒鏡胴のいわゆるセカンドバージョンと呼ばれるタイプのストッパーなしのものだ。

このレンズは僕が一番最初に買ったSummilux 35で、ボディはヤレているがレンズ自体はとてもキレイな物だった。Summilux自体とても憧れていたレンズと言うのもあるが、大口径にしてはコンパクトであることから、海外旅行に行く時はこのレンズ1本で出かけている。もちろんLiverpoolのシリーズも全てこのレンズで撮ったものだ。
ストッパー付きや初期のクロームタイプは質感や操作感の重厚さという点では軍配が上がるが、いわゆる実用性ということではこちらの方が優れている。
ほとんど400で撮っている僕は、昼間の撮影時には絞って撮らなければならない場合が多いが、絞っても固くなりすぎることはなく、柔らかいトーンを出してくれる。

しかしこのレンズの真骨頂は、何と言っても暗いところで撮った描写ではないかと思っている。しかもただ単に暗いところと言うのではなく、室内の薄暗いところや夜の若干光源のある場所で撮った写真の、怪しい雰囲気すら漂う立体感と空気感は鳥肌が立つほどゾクゾクするものがある。
最新式のASPH.は持ってないし使った事もないので分からないが、非球面レンズを2枚使ったASPHERICALはそのへんの妖艶さは出てこない。しかもこのタイプ、35mmにしては逆にでかく、もったいないことにほとんど出番のないレンズとなってしまっている。

先般上京した折、ある方にこの前行ったLiverpoolのものとポートレートを撮ったものを
見て頂いた。8割以上が例のSummilux 35で撮ったものであったのだが、描写、ボケ、立体感など盛んに感心しておられた。このことはある意味僕にとって、大きな自信と確信を与えて下さった。その方も以前所有されていたそうなのだが、あまり気に入った描写ではなかったので手放したとのことであったが、僕の作品をご覧になって、いくらか食指を動かされ ている感があった。

以前はクズ玉、ボケ玉などと酷評され、優等生のSummicronの影に隠れて人気のなかったレンズも、最近はその独特な写りが評判を呼び結構な高値で取引されている。
確かに開放で撮ったときに光源が入り込むと、ゴースト、フレアーのオンパレードとなる。
そんな偶然が単なる「おもしろい」ではなく、そんな偶然を意図的に使って作品が撮れないかとも思っている。

Beatlesの曲にI feel fineという曲がある。この曲のイントロのハウリングは、ジョンが偶然ギターに触れた時に出た音をヒントに入れたと言う話がある。
今はまったくの構想状態であるが、僕はいつかLiverpoolでBeatlesの曲を題材に写真を撮りたいと思っている。
たとえばI feel fineをイメージして撮る時に、このゴースト、フレアー効果を有効に使えば、ギターのハウリング効果に似た、面白い写真が撮れるのではないか?などという思いを抱かせてくれる、そんなレンズなのだ、僕にとってのSummilux 35は。

35mmはこれ一本で!と言い切りたいところなのだが、煩悩・欲望の塊の身としては中々踏ん切りがつかない。

ただしこのレンズでいい写真が撮りたいから、今はなるべく引っ張り出して、色々トライしていこうと思っている。
e0132694_23235345.jpg

Liverpool Queen's Square
Leica M6 + Summilux 35mm
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-29 23:25 | Photo

目の病気

先日東京へ行く前あたりから左目の調子が思わしくなかった。
どうも気になって眼科に行くと、目にバイ菌が入って目ボが出来ているとの事であった。
でも早期に来たので、切らずに治ると飲み薬を1日分と目薬をもらった。
たった1日分でいいの?と思ったが、目薬を差していたら大丈夫なのだろうと思っていた。

ところが東京へ行っている間も、具合は良くなるどころか悪くなるばかり。
日曜日には見た目にもかなり腫れてきた。

月曜の朝一番で眼科に行くと、これは切らなきゃだめと言う始末。
え~、切らずに治るんじゃなかったの?
僕は体に異物を入れられるのはホントに大嫌いで、それが理由でコンタクトもした事がないくらいなのだ。
それがしかも目だなんて、これは大変な事になったと思っていると「1秒で終わるから、痛くないから」と先生。
これ以上ひどくなるのも嫌なので、渋々OKした。

ところが目なので、目をつむっていればという訳にはいかない。
動くなと言われても、ついつい体を硬くしてしまう。
悪戦苦闘のすえ何とか無事終了。
今度は薬を2日分もらって帰った。

2日で大丈夫かな?と不安になりつつ。
まあ切除したのだから大丈夫だろうと思っていたところ、確かに楽にはなったが、まだ何やら違和感がある。
そこでもう一度眼科に行ったところ、何と追加で2日分を出された!
さいさい行くのも時間がかかるし、その度の診察料や文書料もいちいち掛かるし、いい事は一つもない訳で、もっとちゃんと見てくださいよと、思わず言いたくなってしまった。

やっと治ったような感じだが、場所が目だけに、違和感があると、どうも集中力が削がれた10日間くらいだった。

しかし、夏場は胃にウイルスが入りひどい目にあったし、今度は目にバイ菌とくると、つくずく病原菌に犯されやすい体質なのではないかと真剣に思ってしまう。
こんなだったら、新型インフルエンザが流行すると、一発でやられてしまうだろうな・・・。
その前にライカウイルスにもやられっぱなしだけど・・・。
e0132694_14329.jpg

京都 道楽の座敷にて。
Leica M7+ Summilux 35mm(1st.)
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-29 00:06 | つれずれ

Chelsea 0-1 Liverpool

いや〜、やってくれました!
難攻不落のスタンフォードブリッジでついにチェルシーを撃破!
スタンフォードブリッジでのチェルシーの連勝記録を86でストップ!
そして我々は堂々の首位!

これで念願のプレミア奪取に大きく近づいたことは間違いない。
今シーズンはホントに強くなった。
断言する、今年は本物だ!

王子Alonso、今期絶好調。
e0132694_0432987.jpg

Anfieldroad
Leica M6 + Summilux 35mm
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-27 00:35 | Liverpool FC

ボストン美術館 浮世絵名品展

先週東京へ行った時にフェルメール展とボストン美術館浮世絵名品展に行って来た。
フェルメールは半年前にも六本木で見たのだが、7点もの作品を一堂に見れる機会はめったにないので、是非行きたいと思っていた。

どちらも人がかなり多くてウンザリしたが、ボストン美術館の方が人出が多かったのではないかと思う。
浮世絵は日本が誇る美術作品であるが、そのコレクションや保存状態においてボストン美術館が最高と言われている。
今回の展示も素晴らしいもので、改めて江戸期の日本人の感性の高さを再認識した。
大胆にして繊細、イキイキとしてユーモラス、庶民の姿や大衆芸能をこれでもかと言うくらい鮮やかに描ききっていた。いやほんとに美しかった!

私自身これだけ多くの浮世絵を一度に見たのは初めてだ。こんなに素晴らしい文化を持ちながら、それに接する機会が殆んどないと言うのは残念な事だと改めて思った。

そういう意味でも東京は恵まれているなーと思った。


11月30日(日)まで江戸東京博物館にて開催中。
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
e0132694_07219.jpg

京都建仁寺にて
着物姿の女の子
Leica M7+Summilux 35m(1st.)
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-25 00:16 | Travel

Atletico Madrid 1-1 Liverpool FC

週末のWigan戦はまたしてもハラハラさせられたが、逆転サヨナラ勝ちのような今シーズンの勝ちパターン?で、かろうじて勝利した。
今年の初めにAnfieldで見たWigan戦は、サヨナラ負けのような引き分けだったが、今シーズンは借りが返せたわけだ。

そして今日のチャンピオンズリーグAtletico Madrid戦、めずらしく先制して逃げ切れるかと思ったが、最後に追いつかれてしまった。
あ〜っ、勝ち点2がもったいない。
最後は逃げ切ると言うよりは、まだ時間来ねーのかよと言う感じのプレーだった。
完璧にだれてましたね。

勝ち点3取れていれば、この後がぐっと楽になれたのにね。
ほんとに残念。
負けなかっただけ良しとするかな。

週末のChelsea戦は気持ちのいい勝ち方をして欲しい。
e0132694_1102543.jpg

Xabi Alomso
今年の王子はほんと調子がいいみたい!
開幕前は移籍話が出ていたが、残留が決まってほんとよかった。
縦横無尽に正確無比なパスを送り、中盤でタクトを振る選手は彼以外にいない。
KOPのレジェンドとなるべき選手だ。
[PR]
by liverbird | 2008-10-24 06:53 | Liverpool FC

お出かけカメラ

どこかに出かける時に、一緒に持って行くカメラとレンズを何にするかというのを思案するのもまた楽しみの一つだ。
僕の場合そのスタイルから圧倒的にスナップ撮影が多いので、中心はやはり35mmという事になる。これ以上の広角となるとレンズは持っているが、殆んど使う事がないのでまず出番がない。最近は歳をとったせいか、50mmがやたらと心地よく感じられるようになったので、50mmという選択肢も増えている。いずれにしてもこの2つが中心になるのは間違いない。

また僕の性格と撮影スタイルからして、複数のボディを持っていくことはまずないし、レンズを複数持って行く事も稀である。それでも最近はバリエーションを増やそうと、2本(持って行ってもこの本数)持って行くことがあるが、どちらか1本は全く出番がないという事が圧倒的に多い。しかしさすがに重たい思いをして持って来たのだからと、一大決心をして替えるようにしている。

撮影を始めるとレンズ交換をすることにより、その画角やテンポ、間合いを乱されたくないというのが一番の理由だが、要はものぐさな性格によるところも大いにある。

だからボディを3台(デジ一にMにバルナックにとか)、それぞれにレンズ2~3本という装備で出かけられる方など、単純にすごいな~と思ってしまう。
僕にはとうてい真似の出来ない芸当であるし、もしやってしまえば単なる苦行以外の何ものでもなくなってしまう(苦笑)。

今回京都に行った時も2本のレンズを持っていった。
1本はSummilux 35mmの初期クロームタイプ、そしてもう1本はSummilux 75mmだ。
75mmは数ヶ月前に再び入手して以来、すっかりお気に入りのレンズになっている。
古都の怪しさを写せないかな、と思い今回持って行くことに決めた。もしこれを持って行かなかったら、Summilux 50mmだけで行ったと思う。

で、結局使ったかといえば、高雄で夜神護寺周辺がライトアップされており、そこでの数カットで使ったのみで終わった(苦笑)。

落ち着いてじっくり撮るというよりも、スナップが圧倒的に多かったのと、やはりフィルムの途中でチョコチョコとレンズ交換するのがうざったかったので、出番がほとんどなかった。
でも今お気に入りのレンズの一つなので、なんとか上手くスナップに使えないかと、その使い方を思案している。まずは使い込んで画角と距離感をつかむようにしようと思っている。

それと、どうしても35mmと50mmを持って行きたい時の選択肢として使う手が、Mに35mmを付け、バルナックに50mmを付けて持ち歩くというやり方。
これはある方から教わったやり方であるが、これだとボディを持ち替えるだけでいい。
バルナックはD3を持っているのだけど、ボディにはストラップを付けていない。理由はストラップを付けるとポケットに入らなくなるからだ。鞄から出し入れするのだと、使う可能性はグッと下がる。その点ポケットからならストレスなく使用できる。
D3にヘクトール50mmを付けておけば冬物の上着であればスッポリと収まる。

ほんとはワンボディ・ワンレンズ、これが心地よくて撮りやすいのだけど、せっかくレンズを持っているのでちょっと積極的に使ってみようかなと思っている。
e0132694_2336576.jpg

夜の高雄。
Leica M7+Summilux 75mm
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-21 23:46 | Photo

アンティカリ

土日を使って東京に行ってきた。
18日を最後に銀座のカメラバー「アンティカリ」が閉店するとの報を聞いていたので、是非とも最後に行ってみたかったのだ。

Shigeさんに連れられてアンティにはじめて行ったのは1年位前だと思うが、それから上京の機会があった時に寄らせてもらったり、アンティ主催の夏の飲み会(at 浅草)などにも参加させていただいた。

ここに集まるのはもちろんカメラ好きの方たちばかりで、本当にいい出会いがたくさんあった。ほんのたま~にしか行かない僕でもそうなのだから、いつも行く人はさぞ楽しかっただろうなと思う。

最後は店を締めた後、近くの居酒屋にみんなで飲みに行って、夜中までワイワイやっていた。次の日が早いので、我々は2:00過ぎ頃おいとましたのだが、まだまだ大勢が残っていた。きっと閉店まで続いたのではないかと思う。

僕のような庶民にとっては、銀座で気軽に、しかもカメラを肴に飲める所などなかったから残念で仕方がない。

たくさんの出会いと、いい空間を提供してくださった番長(マスター)に感謝である。
また会いましょう!

番長、70数度のお酒を一気飲みしてたけど、次の日大丈夫だったかな~?
e0132694_22123260.jpg

写真は全然関係ないけど利尻島で撮った花。
Leica M6+Summar 50mm
このズマール、アンティへ行く前に銀座の名人の所で見て頂いたら、かなり怪しいレンズだと言うことが分かった。
こういうもんだと思って使うのが良さそうである。
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-20 22:18 | Photo

京都

土日で京都に行ってきまいた。
目的のメインは下でアップしたマルティーヌ・フランクの写真展だったのだけど、お寺を見るのも楽しみにしていたのです。

学生時代からたびたび通い、主だったお寺はほとんど制覇しているのだけど、京都駅周辺のお寺は行ったことがなかったので、今回は三十三間堂に行くのを楽しみにしていたのです。
初めて見る約千体の仏像群、これは圧巻でした。
しかも偶然にも本堂で仏前結婚が行われており、珍しいものを見ることが出来ました。
お隣の京都博物館は平設展が無料の日で、これまたラッキーでした。

夜はバスで1時間ほど行った高雄に宿泊。
夜は神護寺参道付近がライトアップされておりとても幻想的でした。
おまけに川べりの宿だったので、川のせせらぎがとても心地よかったです。

翌日神護寺、西明寺、高山寺とまわり京都市内へ、何必館へと向かいました。
神護寺周辺も初めて行ったのですが、静かでいいところでした。
紅葉にはまだ早かったのですが、シーズンになればそれは見事だろうなと思います。

京都はいつ行ってもいいな〜と思います。
e0132694_6575033.jpg

京都の写真はまだ出来てないので、倉吉に行ったときの写真です。
バーCafe Bleu。
Leica MP6+Summicron 35mm 8枚玉(メガネ付)
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-14 06:59 | Travel

微妙

一昨日から京都に出かけ、今日マルティーヌ・フランク展に行ってきた。
彼女の作品は好きだったし、Shigeさんやaka0326が行かれて、良かったとおっしゃっていたので、期間中にぜひ行きたいと思っていたのだ。

ミーハーな僕は、本日ご本人がいらっしゃってサイン会があるとの情報を得て、行くならこの日と決めていた。
初めて見るご本人は、とても品がある優しそうな方だった。

図禄購入が条件だったので早速購入。係の人が、もしサインしてもらいたいページがあれば、事前に開いておいて下さいと言っていた。
表紙裏の、ページの初めにして頂こうかと思ったが、僕が選んだのはイギリス、ニューキャッスルの路地でサッカーをする子供の写真のページ。
この写真は昔から好きな1枚だったし、この写真展にも飾ってあった。

そしてサインを頂くときにご本人に「あなたの好きな言葉を書いていただけませんか?」と頼んでみた。
ご本人は一瞬「好きな言葉?何だろう?」と思案されていましたが、書いていただいたのが下の写真の言葉。
僕はフランス語が全くダメなので、「どういう意味ですか?」と尋ねると、なかなか適当な言葉が見あたらないようだったけど、「ニュアンスという意味かしら」と答えて下さった。

確かに日本語で説明しろと言っても難しい言葉。
でも文字通りその「微妙」さに彼女の優しさや情感が表されているのではないかと思った。
e0132694_0591066.jpg

©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-13 00:59 | Photo

MANCHESTER CITY 2 - 3 LIVERPOOL

いや、今日の試合はぶち感動した!
前半で0-2になった時は正直半分諦めかけたが、そんな自分が恥ずかしい(汗)。
強い!とにかく強い!精神力も半端じゃない!
これは今シーズンは必ず行けると思う!

イスタンブールの決勝を思い起こさせてくれたこの試合、改めてReds魂の熱さを教えてくれた試合だった。
最高じゃったね!

シュクルテルのケガだけが心配だなぁ・・・。
e0132694_1451718.jpg

City Of Manchester
e0132694_146940.jpg

フリーキックをセットするジェラード。
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-10-06 01:37 | Liverpool FC