0.85 Finder

最近使うカメラは、露出計内蔵のM6以降のモデルの出番がほとんどを占めている。
やはり露出計内蔵というのは、圧倒的に使いやすいし信頼感がある。
でもM3を使うと、50mmを着けたときのファインダーの見やすさや、あの独特のフォルムと質感は、やはり何とも言えないものがあるのである。

僕は35mm以上を使うことはほとんどないし、最近は50mmをよく使うようになってきたから、0.85のファインダーが欲しいなーと思っていた。
ライカは通常ラインでは0.85を中止してしまったから、新しく手に入れようと思えばバカ高なアラカルトしか選択肢はないが中古だと問題なく手に入れられる。
しかしM6は生産終了間際に造られただけなので、M7、M6TTL、MPに比べ、実は生産台数が少ない。
M7は一番使いやすいし、今一番出番が多いが、電気系統に不安がありライカでしか修理できないというのが最大の難点。MPも修理はそうだし、クランクが旧式で実用度ではマイナス点がつく。M6TTLは逆回転の大きく無粋なダイヤルはどうも好きになれないし、使いづらい。少し大きくなった形もNGだ。
そこで実用性や信頼度、メンテナンスの問題を考えると、僕の場合M6がベストの選択肢になる。

別に今すぐ欲しいわけでもなく、何の気なしにネットで検索していると、M6のあるタイプが、かなりのお買い得価格で出ていた。
しかも私も上京時には寄る、ちゃんと名の通った有名店。
とにかく「え〜っ!」って言うくらいの値段なのである。
こうなると欲望の虫が、ゴソゴソと動き始めた。
Shigeさんに相談すると何やら背中を押される状況。
これ以上ボディを増やしてもな〜・・、と言うジレンマと葛藤しつつ、ついにお買い上げとなってしまいました(苦笑)。

あまりに安いので電話で問い合わせたところ、AB+ですから新品ではありません。普通に使用された中古品です。キズや汚れは当然ありますし、ホコリの混入もありますとの話。「使用されている中古品です」を繰り返し言ってます。
僕の場合コレクションにするわけではなく、使用が目的なので、機械さえしっかりしていれば、キズなどはどうでもいいので問題なしです。

で昨日めでたく到着したのですが、見てビックリ!僕の基準からして、新同品と言ってもいいくらいのレベルでした。ライカファンにはルーペで品定めするような、神経質なオヤジが多いから、販売する方もかなり神経質な評価や格付けをするのでしょう。
ストラップのキズすら着いてないので、たぶんこれは使用されたことがないのではないかと思われる節があります。もしくはストラップを着けずに数回使用したとか、とにかくそのレベルの奇麗さです。

元々がコレクション用に売り出された機種で、ほとんどの物が箱に収められた状態だったと思われるので、状態がいいのではないかと密かに期待していたのですが、期待以上でした。少なくとも私が持っているM6よりは数段きれいです。

通常高いところでの表示価格の半額以下、大体の平均価格の6掛けくらいのお値段は、ちょっとあり得ないだろうと言う感じです。
ただし通常のセットに比べ、欠品が2つありました。ストラップとカメラケースです。
でもハッキリ言ってこんなもんいりません。用なしです。

この機種、機能的にはM6で形はM3です。ライカバブルの絶頂期に発売された記念モデルの象徴的存在のM6Jです。
発売当時は確か100万位だったのではないかと思います。
それがこのお値段で・・・。
M6の機能にM3のフォルム、言うことなしです。

当然セット販売されていたエルマー F2.8も着いて来ました。このレンズを使うのは初めてです。
0.85ファインダーは35mmは若干見づらいですが、50mmはやはり気持ち良く見えます。しばらく使ってみようと思います。
ちょっと満足感に浸れる買い物でした。
e0132694_1142105.jpg

奈良にて、女子高生。
Leica M7+ Elmr 50mm F3.5(Red Scale)
©All rights reserved.
[PR]
by liverbird | 2008-11-09 11:45 | Photo
<< LIVERPOOL 3-0 W... Liverpool 1-1 A... >>