Good-bye Xabi Alonso

以前から噂されていたシャビ・アロンソのレアルへの移籍がついに決定した。
いろんな利害が複雑に絡み合って、かなり長い間綱引きがあったが、シャビ自身が残留宣言を出さない状態が続いていたので、この移籍はほぼ間違いないと思っていた。

僕は基本的に野球でもそうだが、選手個人というよりもチームそのものを応援しているので、ある特定選手が移籍したからと言って、その忠誠心が揺らぐ事は微塵もない。
ただチームのために活躍してくれた選手がいなくなる事に対しては寂しさがこみ上げてくるのも事実だ。

この移籍騒動は、ご存知の通り前期から始まっていた。
バリー獲得に走ったラファとクラブは、その前年に5年契約をした選手を売りに出そうとした。僕はそのやり方には多いに疑問を持ったわけだけど、今回シャビが頑なに移籍の姿勢を崩さなかったのは、そのへんも大きく影響しているのではないだろうか?
バリーは確かにいい選手だけど、シャビの代わりが出来る選手ではない。
中盤で正確無比にタクトをふれ、試合の流れを変えることの出来る選手は、シャビを置いて他には見当たらない。
その移籍話に発奮したのだろうけど、07-08シーズンは今イチ冴えなかったシャビが、08‐09シーズンは見違えるような活躍をしたのはご存知の通りである。
僕は相当根深い感情があるのではと睨んでいる。
でなければ、本気でプレミアを狙えそうな今シーズン、しかもファンからは多いに愛されている存在の彼がこうまで移籍にこだわるとは思えないからである。

それともう一つの理由はワールドカップではないかと思っている。
現在スペイン代表に名前を連ねているシャビであるが、レギュラーポジションを取れているわけではない。アーセナルの若きキャプテン、セスクを見ても分かるように(彼もどちらかと言うと控えに回ることが多い)、現在のスペイン代表はリーガ所属選手を重んじる傾向にある。W杯で十分優勝を狙える今のスペイン代表で、自身のポジションを確固たるものにするためにも、リーガで実績を残す必要があると思ったのではないだろうか。
しかしこれは諸刃の刃で、Redsでならレギュラーの座はある程度保証されるであろうが、レアルでは泣かず飛ばずということも有り得るわけだ。

いずれにしろ移籍は決まった事なので、今更どうしようも出来ないのだけど、Redsにとって大打撃なのだけは確かだ。
移籍話が長引いたお陰で開幕を10日後に控えた段階で、新しい選手を獲るにしてもフィットするのには相当時間がかかるだろうし、昨年のキーンのように実績はあれど使い物にならないと言う事だってあり得る。
チームとしての成熟度がかなり高かっただけにほんとに残念だ。
でも我々は前に進まなくてはならないので、悲観してばかりもいられない。
目の前に迫ったシーズンインに向け、現有戦力でのフィットネスを上げていって欲しい。

しかし一抹の不安が残るのはシャビ・アロンソ。
最近Redsを出て行った選手で、まともに活躍している選手がいない事だ。
あえて挙げるならクラウチとシナマくらいか?
その二人とて大ブレークと言うには程遠い。
オーエンしかり、マッカしかり、ルイス・ガルシアも代表落ちしたし、フィナンやリーセ、シセもパッとしない。
果たしてアロンソはどうなのか????
Reds戦以外での活躍を祈るばかりである。

Reds戦といえばチャンピオンズリーグで対戦する可能性もあるわけだけど、果たしてAnfieldのファンは彼を拍手で迎えるのか、はたまたオーエンの時のようにブーイングで迎えるのか?
僕は大好きだった選手だけに前者だけど・・・。
YNWA
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Kop
以前掲載したものの別カット。
Kopに愛されていただけに残念。
Leica M6+Summilux 35mm
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by liverbird | 2009-08-06 01:39 | Liverpool FC
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